先生と呼ばないで!税理士とお客様は対等な関係であるべき

先生と呼ばないで!税理士とお客様は対等な関係であるべき

あなたは税理士のことを「先生」と呼んではいませんか?

その呼び方すぐにやめてください!

税理士を持ち上げたり、お客様自身がへり下る必要はありません。

税理士とお客様は対等な関係であるべきです。

税理士は「先生業」ではなく「サービス業」である

私の職業は税理士ですが、お客様から「先生」と呼ばれることに強烈な違和感を感じます。

なぜなら、税理士の仕事はお客様に税務・会計を教えてあげる仕事ではなく、税務・会計の専門家としてお客様をサポートをする仕事だからです。

つまり、税理士は「先生業」ではなく、税務・会計に関する知識や経験をお客様に提供する「サービス業」なのです!

お客様から報酬を頂いてそれに見合ったサービスをプロとして提供する。

ごくありふれた「サービス業」の形です。

お客様が税理士を「先生」と呼んで持ち上げる必要などないはずです。

ちなみに、私のお客様で私のことを「先生」と呼ぶお客様は1人もいらっしゃいません。

 

税理士を先生と読んではいけない理由

お客様が税理士を「先生」と呼んではいけないのにはいくつかの理由があります。

税理士を先生と呼んではいけない理由

  1. 税理士が先生と呼ばれることで自分は偉いと勘違いしてしまう
  2. それにより態度が横柄になったり、上から目線になってしまう
  3. 結果としてお客様が税理士に気軽に相談できなくなってしまう

こんなことになってしまう前に、税理士を「先生」と呼ぶのをやめましょう。

税理士が自分は偉いと勘違いしてしまう

ウソでしょ!と思われるかもしれませんが、お客様から「先生」と呼ばれることで、自分は偉いと勘違いしてしまう税理士は割とたくさんいます。

若い頃に税理士の資格を取得した場合、自分の親の世代の社長から「先生」と呼ばれることになります。

それが5年、10年と続けばどうなるか…

さらには、税理士という職業は一般的には社会的ステータスが高い職業です。

そんな状況下で一定数の税理士が勘違いをしてしまうのも無理はありません。

お客様からすれば「〇〇部長」「〇〇課長」のように、特に深い意味もなく「〇〇先生」と呼んでいることでしょう。

しかし、それが税理士を勘違いさせ、お客様との関係のバランスを崩していってしまうことになります。

悪いのは「先生」と呼ばれるだけで勘違いしてしまう税理士ですが、お客様も税理士を「先生」と呼んで勘違いさせないようにしましょう!

たとえ目上の方から「先生」と呼ばれたとしても傲ることなく、真摯に謙虚に仕事に取り組む姿勢を忘れてはいけません。

態度が横柄になり、上から目線になってしまう

「先生」と呼ばれ続けることで、自分は偉いと勘違いしてしまった税理士は、次第に態度が横柄になり、自分でも気付かないうちに上から目線になってしまいがちです。

そうなってしまうと、お客様の税理士に対する信頼が薄れて、最終的には税理士に対する不満に繋がってしまいます。

よくある税理士に対する不満

  1. 税理士先生の対応が上から目線に感じる
  2. 税理士先生が面と向かって話し辛い雰囲気をもっている
  3. 質問に対する回答が遅い、対応が丁寧じゃない

これらの不満は全て、税理士を「先生」と呼ぶことから始まっています。

最悪の場合は「面倒をみてやっている」ぐらいに考えている税理士もいるぐらいです。

信頼関係を築けず、態度が横柄で上から目線の税理士に報酬を支払う価値などありません!

お客様が気軽に相談できなくなってしまう

税理士を「先生」と呼び、自分は偉いと勘違いをさせ、態度が横柄で上から目線になって困るのは、税理士ではなくお客様です。

税理士に対して決して安くはない報酬を支払っているはずです。

それにも関わらず、気軽に相談もできないような状態になってしまってはいけません!

何度も言いますが、悪いのは勘違いをしてしまった税理士です。

しかし、お客様も税理士に勘違いをさせないようにむやみやたらに「先生」と呼ぶのをやめるべきです。

お互いが気持ちよく仕事ができる関係を築いていくことが大切です。

 

税理士とお客様は目的を共有する対等な関係であるべき

税理士は、お客様にとっての税務・会計に関する「先生」ではありません。

お互いにwin-winの関係、対等な関係のパートナーであるべきです!

税理士は税務・会計のプロとして精一杯のサービスを提供し、お客様はそのサービスに見合った対価を支払う。

これは、ビジネスの基本であり、本来の健全な関係と言えます。

税理士が「先生業」ではなく「サービス業」である以上、このバランスが崩れてしまっては、お客様の信頼を得ることはできず、プロとしての仕事を全うすることはできません。

私も含めて世の中の税理士は、常にこの事を頭に入れておかなくてはならないでしょう。

 

まとめ

税理士を「先生」と呼ぶことは一般的かもしれませんが、そんな時代はとうの昔に終わっています。

税理士を勘違いさせ、サービスの質の低下を招くだけです。

税理士は「先生」と呼ばせないようにし、お客様も「先生」と呼ばないようにする。

そんな対等な関係性を築けてこそ、お互いにいい仕事ができるのではないでしょうか。

と、今回は自戒の意味も込めた記事にしてみました…

 

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