税務署と敵対する必要はない!税務調査に協力する姿勢を示すことも大切

税務署と敵対する必要はない!税務調査に協力する姿勢を示すことも大切

税務署は納税者の敵だ!

税務調査に協力する必要はない!

税務署や税務調査についてこのような印象をお持ちの方も多いでしょうが、実は税務調査において税務署と敵対するのはあまり得策ではありません…

言いなりになる必要はありませんが、調査に協力する姿勢を示すこともとても大切なことです。

税務調査において最も大切なこと

税務調査において最も大切なことは、追徴税額を減らすことではありません…

税務署と敵対することなく、税務調査へ協力する姿勢を示すことです!

こうすることにより、納税者に金銭的・時間的・精神的に負担のかかる税務調査をできる限り早く終結させることができます。

税務調査では、細かいところまで調べられるので隠したくなる気持ちはとてもよくわかります。

誰でも痛くもない腹の中を探られるのは気持ちのいいものではありません…

しかし、やましい事を隠してもバレる時はバレますし、やましい事がないのなら堂々としていてばいいのです!

むしろウチがしっかり経理・申告ができているのかチェックしてもらっているぐらいに思っておきましょう。

税務署を敵対視して、やましい事を隠そうとすればするほど、調べたくなるのが人情です。

自分が税務署の調査官になったらどう思うのかという事を考えてみましょう。

調査官の印象が悪くなり、税務調査が長引いてしまうことは容易に想像することができます…

協力できるところは協力して、早めに税務調査を終わらせることが税務調査をうまく乗り切るための秘訣です。

 

税務署の言いなりになる必要はない

税務調査では税務署に協力する姿勢を示すことが大切ですが、何もかも税務署の言いなりになる必要はありません。

原則として、税務調査では専門的な知識を持った調査官に対して、素人である納税者は太刀打ちできません!

税務署は専門用語を連発して、もっともらしいことを言ってきます…

しかし、理解できないものは理解できない、納得できないものは納得できないということをしっかりと主張することも大切です!

そのような場合には、理解・納得できるまで税務署に対して説明を求めましょう。

もし、税務調査でどのように対応すればいいのかわからないのであれば、税理士に税務調査の立会いをお願いしましょう。

 

税理士に税務調査の立会いをお願いする

税務調査では税務署と敵対することなく、主張すべきところはきちんと主張していかなければなりません。

そこで必要となってくるのが、税務署の調査官と同等以上の会計・税務の知識です。

税務調査における交渉では、感情的な主張は一切通用しません…

正確な知識に基づいた主張を展開した交渉が求められます。

これまで税理士として数々の税務調査に立会ってきましたが、納税者自身で税務署とうまく交渉できる人は数人しかいませんでした。

ほとんどの納税者の方が、税務署の調査官が言っていることの意味を理解することができず、ただただ困惑してしまうという状況です…

しかし、税理士であれば普段から税務署とのやり取りには慣れています。

そして、税務調査においてどのような項目が指摘を受けやすいのかということも十分に熟知しています。

税務署の言いなりにならずに税務調査に協力する姿勢を示すためにも、税理士に税務調査の立会いをお願いするのが一番です!

税理士の立会いがない税務調査の注意点

  • 税務署の調査官の態度が横柄
  • 納税者に知識がないのをいいことに専門用語を連発する
  • 納税者の許可なく、PCや机の中を勝手に見る

ほとんどの調査官はこのようなことはしませんが、稀にこういう人もいますので注意しておきましょう。

 

税務署の調査官の立場になって考えてみよう

税務署と敵対せずに税務調査に協力する姿勢を示すことが大切である!ということを頭では理解できても、感情で納得できないこともあるでしょう。

そんな時は、税務署の調査官の立場になって少し考えてみましょう!

税務署の調査官は公務員の中でも最も煙たがられる存在であり、自分でもそれをよく理解しています。

そして、わざわざ自分から納税者を刺激して揉め事を起こすようなことはしたくないと考えています。

なぜなら、彼らは公務員なので無駄な衝突を避けたがる習性があるのです。

昔は、税務調査に出たらたくさん税金を取ってきてナンボという調査官が多かったですが、最近はそのような調査官が少なくなってきています。

  • 間違いは間違いとして指摘して、納税者に正しい申告をしてもらおう!
  • でも、余計な揉め事はできるだけ避けたい!
  • だから、税理士に間に入ってもらってスムーズに進めたい!

このようなスタンスの調査官がほとんどです…

したがって、調査を受ける納税者も税務署に対して取引先の一つとして誠意ある対応を心がけましょう。

誠意を持って対応していれば、次からはミスなくきちんと申告してくださいね!という指導事項として済ませてくれるようなこともよくあります。

また、親切な調査官であれば、こんな書類残ってませんか?用意してくれませんか?と言って、修正申告しなくてもいいように計らってくれることも結構あります。

税務署は敵だ!と考えるのではなく、税務署も仕事相手の一つとして考えてみましょう!

 

税務調査に協力する姿勢を示して早めに終わらせてしまおう

税務調査では、

  • 金銭的な負担(追徴税額・罰金)
  • 時間的な負担(税務調査の事前通知から終結までの1ヶ月〜3ヶ月)
  • 精神的な負担(多額の追徴税額が発生したらどうしよう…などの不安)

が納税者に大きくのしかかってきます…

無事に調査が終わるまで夜ぐっすり眠ることができない…という話もよく耳にします。

それを考えると、税務調査はできる限り早く終わらせてしまうべきものです!

税務署は納税者の敵だ!税務調査に協力する必要はない!などと言って敵対している場合ではありません。

協力できるところはしっかりと協力して、早めに終わらせてしまいましょう。

 

まとめ

税務署・税務調査について良いイメージを持っている納税者の方はいないでしょう。

しかし、税務署と敵対する必要はありませんし、税務調査へ協力する姿勢を示すことはとても大切なことです。

ただし、税務署の言いなりになってはいけませんので、納税者の意見・主張をしっかりと代弁してくれる税理士に税務調査の立会いをお願いするのが一番です。

税務調査では追徴税額を少なくすることも大事ですが、納税者の負担を軽減して調査を早期に終わられることが最も重要なことなのです!

 

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