プロの税理士が実践する税務調査に入られにくくする3つの方法

プロの税理士が実践する税務調査に入られにくくする3つの方法

税務調査は、いつ、誰のもとにやって来るかは誰にもわかりません…

しかし、税務調査に入られにくくする方法はいくつかあります!

プロの税理士が実践する税務調査に入られにくくするための、ちょっとしたテクニックを紹介していきます。

税務調査に入られやすい状況を作らない

税務調査が、いつ、誰のもとにやって来るかを予測することは難しいですが、税務調査に入られやすい状況というのがあります…

税務調査に入られやすい状況

  • 売上高が急激に上昇している
  • 利益が急激に下降している
  • 利益率の変動が激しい
  • 代表者の役員報酬が多すぎる
  • 不動産などの高額な取引をしている
  • 前回の税務調査で不正が発覚している

まずは、このような税務調査に入られやすい状況を作らないことが大切です。

しかし、これらの状況を完全にコントロールすることは不可能であるため、税務調査に入られにくくするための方法を実践していかなければなりません。

税務調査の負担を少しでも軽減するためにも、

  • 税務調査に入られやすい状況を作らない
  • 税務調査に入られにくくする
  • 税務調査に入られても大丈夫なようにしておく

これらについて日頃から気をつけておきましょう!

 

税務署に入られにくくする3つの方法

税務調査に入られにくくする方法、入られても大丈夫な方法を3つ紹介していきます。

プロの税理士が実践している方法でもありますので、ぜひ参考にしてみてください!

総勘定元帳の摘要欄に詳しく記載する

会計ソフトを使って経理する時には、日付、勘定科目、金額、摘要欄の4つの項目について記載しなければなりません。

そして、摘要欄には取引相手・内容などの情報を記載していくことになります。

日付 借方 貸方 金額 摘要欄
4/15 旅費交通費 現金 1,500 大阪交通 タクシー代
4/20 普通預金 売掛金 100,000 京都商事 3月分
4/25 接待交際費 現金 25,000 兵庫飯店 食事代 3名分

このように摘要欄を詳しく記載すればするほど、取引の内容がよくわかるようになっています。

そして、税務署は摘要欄がビッシリ埋め尽くされている総勘定元帳を見ると、経理がしっかりできているな、という印象を持ちます。

実は、これがとても大事なことであり、もしかしたら不正をしているかもしれない!と思って税務調査するのと、チェックの厳しさが相当違ってきます!

摘要欄に詳しく記載するのはなかなか面倒くさいかもしれませんが、塵も積もれば山となります…

税務署の調査官に「しっかり経理できていますね」と言わしていきましょう!

本年中における特殊事情を記載する

税務調査に入られにくくするためには、税務調査に入られやすい状況を作らないことが大切ですが、なかなか自分でコントロールすることはできません…

そのような場合には、収支内訳書(白色申告)又は所得税青色申告決算書(青色申告)の【本年中における特殊事情】に状況を記載するようにしましょう!

税務署が税務調査に入りやすい状況として、売上が急上昇しているにも関わらず利益があまり出ていない!という状況がありますが、なぜそのようになったのかという理由を記載しておくだけで、税務調査に入られるリスクを軽減することができます。

今期は前期よりも売上高が上昇したが、来期以降のさらなる事業規模の拡大のため、人件費・設備投資などを積極的に行ったため、利益はあまり伸びなかった。

また、偶発的・突発的に発生したものも積極的に記載しておきましょう。

これらの一言を記載するだけで、税務調査のリスクを軽減することができるなら、やって損することはないでしょう!

雑費という勘定科目を使わない

税務署が税務調査に来る最大の理由は、怪しいから、計算を間違ってそうだから、税金が取れそうだからです。

そして、その時に必ずチェックされるのが、雑費という勘定科目の金額の多さについてです!

税務署の調査官は、雑費の金額が多いというだけで怪しいと考えてしまうものです…

原則として、勘定科目というのは何を使用しても問題ありませんので、できるだけその取引の内容に合った勘定科目を使用することをオススメします。

どうしても適当な勘定科目が見つからない時だけ、雑費を使うようにしましょう。

勘定科目の振り分けが不十分なだけで、税務署から怪しまれて、税務調査に入られることがないようにしておきましょう!

 

税務署に怪しまれないようにすること

今回紹介した方法をコツコツと実践してもらえれば、

  • 税務調査に入られるリスク
  • 税務調査に入られた時のリスク

を確実に軽減することができます。

まずは、税務署に怪しまれないようにすることが大切です!

そのためにも、脱税などの不正に手を染めることなく、正しい申告を心がけていきましょう。

一度でも税務調査で申告是認(お咎めなし)を獲得することができれば、10年以上も税務調査に入られないこともありますので、ぜひとも目指していきたいところです!

 

まとめ

税務調査に入られないようにするためには、ちょっとしたコツ・テクニックがあります。

一つ一つはそんなに難しい方法ではありませんので、ぜひ試してみてください!

余計な税務調査を確実に防ぐことができるはずです!

 

サービスのご案内
新井勲税理士事務所では単発の個別相談税務調査の相談・立会いサービスも承っております。