多くの税理士事務所が従業員20人以下ぐらいの中小税理士事務所に該当します。
いわゆる町医者的な中小税理士事務所を選ぶメリット・デメリットを考えてみました。
町医者的な税理士事務所
税理士事務所の規模としていちばん多いのが数人~20人以下ぐらいの中小税理士事務所です。
基本的には税理士は所長の先生ひとりで、あとは従業員という構成になります。
顧客の内訳も中小零細の個人事業主~上場直前の法人まで多岐にわたります。
税務・会計のことはすべておまかせください!という町医者的な税理士事務所といえるでしょう。
中小税理士事務所を選ぶメリット
中小税理士事務所を選ぶメリットとして以下のようなことがあります。
- 経験豊富なベテラン税理士が多い
- 税務・会計を中心としたトータルサポートを受けることができる
- 顧客属性の幅が広く多様な情報が集まりやすい
なかでも一番のメリットは経験豊富なベテラン税理士が多いことでしょう。
とくに中小企業の経営者にとっては、同じ経営者としての悩みなどを相談できるかなり希少な存在です!
税務・会計のトータルサポートを受けつつ、ここぞの時に頼りになる存在として重宝するでしょう。
中小税理士事務所を選ぶデメリット
中小税理士事務所を選ぶデメリットとして以下のようなことがあります。
- 所長の税理士が担当してくれることはない
- 業務のクオリティが担当者のレベルに左右される
- 地方かつ高齢の税理士だとITリテラシーが皆無
やはり最大のデメリットは、所長の税理士が直接業務を担当することがないことです!
顧客の中小税理士事務所に対するほとんどの不満はこれが原因です。
所長の先生は頼りになるが担当者がいまいち…なんて声をよく聞きます。
このような場合は所長の税理士に直接担当してもらえないのか、または担当者を変更してもらえないのかよく相談してみてください。