節税とお金を多く残すことは相反する行為です。
税金を支払いたくないあまり無理な節税をしてしまっては本末転倒です。
何のために節税をするのかということを明確にしておきましょう。
税金の基本的な仕組み
日本の税金の基本的な仕組みは利益に対して課税するというものです。
たくさん利益が出ればたくさん税金を支払うことになります。
裏を返せば税金を支払わない=儲かっていない=事業がうまくいっていないと言えます。
税金を払えば払うほどお金は貯まる!?
一生懸命働いて儲けたお金を税金として取られるのはとてもつらいものです。
しかし、税金を払えば払うほどお金は貯まります!
まずはこの事実をしっかりと受け止めることが大切です。
節税するとお金は減ってしまう
節税するとお金は減ってしまいます。
わかりやすい数字で比較してみましょう。
Aさん 利益150-節税対策50=100×税率30%=税金30 利益100-税金30=お金70
Bさん 利益150×税率30%=税金45 利益150-税金45=お金105
当たり前のことですが節税対策したAさんのお金はBさんより減ってしまっています。
これが10年、20年と続いていけばとてつもない差になります。
節税ではなく適税を考えてみる
無駄な税金は絶対に支払うべきではありません。
しかし無理な節税をしてお金を減らしてしまうのもよくありません。
しっかりと儲けを確保しながら適切な税金を支払うことがお金を残すことにつながります。
税金を減らす節税ではなく適切な税金を支払う適税を考えてみましょう。